研究課題/領域番号 |
21550169
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能材料・デバイス
|
研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
宇井 幸一 岩手大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (60360161)
|
連携研究者 |
熊谷 直昭 岩手大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30003875)
門磨 義浩 岩手大学, 大学院・工学研究科, 助教 (90431460)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
|
キーワード | 電池 / 負極 / 黒鉛 / バインダー / ポリアクリル酸 / 重合平均分子量 / 固体電解質界面 |
研究概要 |
本研究では、リチウムイオン電池用黒鉛負極の水溶性高分子を用いた表面被覆による高性能化とその電極反応機構の解析を目的とした。水溶性高分子としてポリアクリル酸(PAA)を用いることで、天然黒鉛のエッジ部に効果的な被覆を生じ、PAAの重量平均分子量が固体電解質界面(SEI)の生成機構、特にSEI被膜の生成量や成分に影響を及ぼすことが明らかとなった。また、PAAの強度がサイクル特性の安定化に寄与することが示唆された。これらの結果に基づき、PAA被覆天然黒鉛負極の電極特性が高性能化されたと考察した。
|