研究課題
基盤研究(C)
二酸化チタン(TiO_2)ナノ粒子表面での可視光誘起電子移動反応に関するESR研究を行った.部分的に還元した系では,表面に生成したO_2-とTi^3+との間で可視光誘起電子移動反応が可逆的に起こることを明らかにした.また,光増感色素のモデル化合物として1-ナフトールを吸着させたスラリー系では,可視光照射により捕捉電子(Ti^3+)が生成し,特異的な光応答を示すことを見いだした.さらに,増感剤分子間距離や分散剤共吸着の光電変換特性に及ぼす影響を明らかにした.
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J. Phys. Chem. C
巻: 114 ページ: 1240-1245
J.Phys.Chem.C. 114
ページ: 1240-1245