研究課題/領域番号 |
21550191
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機工業材料
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
酒多 喜久 山口大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (40211263)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 光触媒 / 水分解反応 / 高活性化 / 酸化ガリウム / タンタル混合酸化物 / 金属イオン添加 / 調製法 / 助触媒 / 水の完全分解 / 量子収率 / 光強度依存性 / タンタル / 混合酸化物 / チタン / チタン混合酸化物 / 修飾 / 水素製造 / バリウムータンタル複合酸化物 / Znイオンドープ |
研究概要 |
水の完全分解反応に対して高い効率で作用できる光触媒系を開発するために、Ga_2O_3, Ba-Ta複合酸化物光触媒を修飾し、水の分解反応に対する修飾効果を検討した。その結果、有効な助触媒の組み合わせによる表面での反応中間体の逆反応の抑制、金属イオン添加によるバルク状態制御に基づいた光生成した電子と正孔の再結合の抑制、光触媒の調製条件制御による形態制御を組み合わせることで、量子収率が50%を超える高活性な光触媒となることを見出した。さらに、この反応の量子収率は照射光子の密度に依存することを明らかにした。得られた知見に基づいて、チタン複合酸化物光触媒のこの反応に対しての活性向上を試みた。
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