研究課題/領域番号 |
21560057
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用物理学一般
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
山口 栄雄 神奈川大学, 工学部, 教授 (20343634)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 熱 / 熱電変換 / ペルチェ / 点接触 / 冷却 / 加熱 |
研究概要 |
従来のπ型構造ペルチェ素子では不可能であった点接触での冷却加熱が可能となる新たな構造のペルチェ素子を開発した。具体的には、P型およびN型熱電材料の間に直接作用子となる金属チップを挟み込み(PNサンドイッチ構造とよぶ)、その作用子を電流により直接電子駆動させることで、急峻な温度変化が得られるようになった。時定数は、冷却時(32A、-47.1℃)には最小で1秒、加熱時(35A、335.0℃)には最小で1.5秒の時定数を得た。これにより、1ミクロン以下のサイズの対象物を急峻に冷却あるいは加熱することが可能となった。さらに、この構造の応用例として、先端の金属チップを外科用メスにすることで、急峻に温度変化を行えるペルチェメスを試作した。
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