研究課題
基盤研究(C)
超音波化学反応としてルミノール発光を用いて、種々の投入パワーで発光強度と液面振動振幅を計測した。投入パワーの増大とともに発光強度は増加しピークを示した後減少した。液面振動振幅は100ms程度であること、音波長の4分の1長さを越える変動は、反応に有効な共鳴定在波の音圧の腹と節の周期的構造の安定化を阻害することを、それぞれ明らかにした。本研究により高音圧振幅時の反応効率減少は液面ゆれが主因であることを解明できた。
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