研究課題/領域番号 |
21560104
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 福山大学 |
研究代表者 |
井上 達雄 福山大学, 構造・材料開発研究センター, 客員教授 (10025950)
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研究分担者 |
巨 東英 埼玉工業大学, 工学部, 教授 (10255143)
上原 拓也 山形大学, 理工学研究科, 准教授 (50311741)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 材料力学 / 相変態 / 変態・熱・力学 / 統合型変態・熱塑性構成式 / 材料パラメーター / 有限要素法 / フェーズフィールド / フェズフィールド法 / フェーズフィールド法 |
研究概要 |
変態塑性特性、具体的には変態塑性係数の同定には、煩雑な労力を要する実験に頼らざるを得ない現状から、本研究では、解析的、数値的にこれを決定することを目的とした。すなわち、母相と新相が平行に結合された2本棒モデルを用いて解析を行ったが、これによると両相の熱膨張率の違いから、変態過程では母相には引張、新相には圧縮応力が生じる。これに降伏応力以下であっても小さな外部負荷がかかると、母相では容易に降伏点に達し、塑性変形が生じることになる。ここで重要なのは、両相における温度依存の力学的、熱物性的特性であって、これが変態の進行によって変化する様子を把握しておく必要がある。このようにして生じる塑性変形を負荷応力で除したものが変態塑性係数であるから、この値は容易に決定できる。同定した結果は実験結果と良い相関をもつことがわかった。またこの結果を用いて、変態・熱・力学シミュレーションを行ったところ、応力、組織分布は妥当な結果となった。
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