配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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研究概要 |
京都議定書の採択により,温室効果ガス特に代替フロン冷媒の削減が義務づけられた.これに代わる最も有望な自然冷媒である炭酸ガスは冷凍機の成績係数を悪化させる.二相流エジェクタはこのような冷媒で増加する膨張エネルギーを利用して効率を改善する働きがある.本研究はこの炭酸ガス二相流エジェクタをさらに改良するために,駆動流ノズル背後に発生する二相流膨張波の特性を調べた.理論的に,ノズル背後の膨張波のすぐ後ろにディスク型の衝撃波が発生することを明らかにした.これを利用すると膨張波の負圧で吸引し,衝撃波で加圧することが可能になる.また,二相流エジェクタを試作し,混合部の流路径と長さがエジェクタの昇圧にどのような影響を与えるかを実験的に示した.
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