研究課題
基盤研究(C)
温度を上昇させると表面張力の値がある温度以上では上昇するという特異な高級アルコール水溶液(非線形溶液と呼ぶ)をミニチャンネル内の衝突流に用い、沸騰を伴う流動様式での微小領域の冷却技術に関する研究を行った。その結果、衝突流様式にしただけで直線流様式より1~2割ほど熱流束が高くなり、また非線形溶液を用いることでドライアウト時の熱流束(限界熱流束)は樹脂製T字流路(1辺3mmの矩形ミニチャンネル)の場合は純水と比べて2倍~2.4倍に増加した。非線形溶液の一定の効果が確認できた。
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Journal of Thermal Science and Technology(JSME)
巻: Vol.4, No.2 ページ: 284-293
130000134270
Journal of Thermal Science and Technology 4
ページ: 284-293
http://www.meo.shibaura-it.ac.jp/lab_ono.html
http://www.meo.shibaura-it.ac.jp/ono/research.html