研究概要 |
電気自動車などパワー・メカトロニクス機器を省エネルギー化するために,電気的・機械的な全散逸エネルギーを最小にする方法を研究して,以下の成果が得られた.電気自動車に無段変速機CVTを導入した場合,散逸エネルギーを最小にする最適変速比関数を求めることができた.これを電気自動車のCVTに指令すれば,自動車の積載量や坂道の傾斜角に適応できるので,省エネルギー運転が可能になることがわかった.また,最適変速比関数が,微分方程式を解くことなく,車速と電流の測定値を係数とする代数方程式を解いて求められ方法を見つけた.
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