研究概要 |
SiCやGaNなどを用いた次世代デバイスが普及した場合に問題となることが予想される,高周波PWMインバータのデッドタイムによる出力電圧ひずみ,ならびにスイッチングにより生じるノイズの問題を解決するための技術開発を行った。開発したデッドタイム補償法は,パルスが欠損する極細パルスの場合でも等価的に保証が可能であり,出力電圧ひずみをほぼ完全に保証できることをることを実験により示した。さらに,研究代表者が先に提案しているアクティブ・コモンノイズ・キャンセラ(ACC)を,高周波(100kHz)PWMインバータに適用し,コモンモードトランスのコアを従来の688gから79gに軽量化できることも示した。
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