キャビテーション放電を用いたCNT固定化ナノ粒子複合体の作製

• 研究課題/領域番号: 21560304
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 電力工学・電力変換・電気機器
• 研究機関: 佐賀大学
• 研究代表者: 猪原 哲 佐賀大学, 工学系・研究科, 准教授 (90260728)
• 研究分担者: 山部 長兵衛 佐賀大学, 工学系・研究科, 客員研究員 (30093082)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2010年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2009年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
• キーワード: キャビテーション / 放電 / ナノ複合体 / カーボンナノチューブ / ナノ粒子

研究概要

本研究では、水中の微小気泡を利用した放電処理装置(キャビテーション放電装置)を用いて、CNT同士を接合するナノ粒子の生成を目的としている。ナノ複合体の基盤になるシリカ粒子とCNTに対してキャビテーション放電処理を施し,ゼータ電位の変化を観測し,電子顕微鏡を用いて粒子の状態を観測した。その結果,キャビテーション放電処理によって, CNTとシリカ粒子のゼータ電位が変化することが分かり,また,溶媒中に分散させることができることが分かった。

研究成果

• [学会発表] キャビテーション・放電併用処理による透明導電膜用ナノ複合体の生成 (2012)
  • 著者名/発表者名: 原亮介, 猪原哲
  • 学会等名: 平成23年度電気学会全国大会
  • 発表場所: 広島大学
  • 年月日: 2012-03-21