研究課題/領域番号 |
21560323
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
山野 芳昭 千葉大学, 教育学部, 教授 (90134791)
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研究分担者 |
飯塚 正明 千葉大学, 教育学部, 教授 (40396669)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ナノコンポジット / 高分子絶縁材料 / 耐トリーイング性 / 電気絶縁 / 電気トリー / トリー発生電圧 / 酸化アルミニューム / アゾベンゼン / 低密度ポリエチレン / トリー進展速度 / 高分子絶縁物 / アルミナ |
研究概要 |
交流課電時における耐トリーイング特性の向上を図る目的から、アゾベンゼン系化合物とAl_2O_3ナノ粒子の両方をLDPEに添加した高分子複合ナノ絶縁材料を作製した。試験の結果、複合添加によりトリー発生電圧が上昇することが明らかになった。その上昇率はアゾベンゼンの種類に依存する。最も高い上昇率は300%で、アゾベンゼンが2.0wt%、Al_2O_3が3wt%の試料で測定された。また複合添加は、特にトリー潜伏期間におけるトリーの発生速度を無添加試料の1/2000以下に抑制する効果もあった。しかしこの抑制効果は、アゾベンゼンの添加濃度の変化と印加電圧の変化に大きく影響を受けることがわかった。
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