研究課題/領域番号 |
21560332
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
|
研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
小柳 剛 山口大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (90178385)
|
研究分担者 |
浅田 裕法 山口大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (70201887)
岸本 堅剛 山口大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (50234216)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | クラスレート化合物 / 焼結体 / 薄膜 / 熱電気的特性 / 磁気的特性 / 熱電特性 / ゼーベック係数 / 熱伝導率 / RKKY相互作用 / クラスレート / ラットリング |
研究概要 |
本研究では、種々のクラスレート化合物を合成し、その熱電気的特性、磁気的特性の研究を行った。熱電クラスレートに関しては、高い無次元性能指数の値として、p型のBa_8Ga_ySn_<46-x-y>Ge_x のZT=1.2 の値が得られた。また、Type-ⅧBa_8Ga_<16>Sn_<30> の単結晶試料、多結晶焼結体試料のキャリア散乱現象の解明を行った。一方、磁性クラスレートに関しては、Type-ⅠBa_8Fe_yGa_xGe_<46-x-y>、Type-ⅢBa_6Fe_1Ga_xGe_<24-x> は強磁性を示し、それらのキュリー温度は、これまでにない、室温近傍の高い値を示した。これらのクラスレートのキュリー温度はキャリア密度依存性をもち、その磁気特性はRKKY相互作用により説明された。また、これらの薄膜をrf スパッタ法により作製し、強磁性を示す薄膜を得た。
|