配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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研究概要 |
本研究では,超離散力学系に基づく最適拡散符号を実現し, SSMA通信システムに応用するために,以下の結果を得た. i) SSMA通信システムの性能評価に関するYaoの問題に対して,確率解析の立場から,完全な解答を与えた. ii)最適な位相シフトフリー拡散符号を実現する区分的線形マルコフ変換を含む,区分的単調増加マルコフ変換を考え,それらが離散化された変換に基づく最大周期列を全て生成するような,有界単調真理値表アルゴリズムを与えた.典型例として,アルゴリズムを全てのde Bruijn系列の生成に応用した. iii) NLFSR系列の内, de Bruijn系列の自己相関特性の下界を理論的に導出することに成功した.
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