研究課題/領域番号 |
21560504
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造工学・地震工学・維持管理工学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
松島 学 香川大学, 工学部, 教授 (00130302)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2011年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 塩害劣化 / 鉄筋腐食 / 劣化予測 / ひび割れモード / 数値シミュレーション / 現場計測 / 乾漆繰返試験 / 予測手法 / 腐食ひび割れモデル / 鉄筋の腐食速度 / 腐食促進試験 / 腐食ひび割れ |
研究概要 |
本研究では、塩害劣化の予測モデルを開発している。開発したシステムは、塩害劣化の潜伏期、進展期、加速期をモデル化したものである。潜伏期は、Fickの拡散方程式を用いている。鉄筋の腐食速度は、拡散係数、温度、鉄筋近傍の塩化物イオン濃度の3つの要因から求められる式でモデル化した。ひび割れは、はく離ひび割れ、はく落ひび割れおよび鉄筋に沿ったひび割れの3つのモードを考慮できるモデルをかぶりCと鉄筋径φの関数で求めている。 本システムは、瀬戸内海に面した35年経過化した土木構造物の劣化状況を適切に推定できるかを予測した。その結果、実用的な塩害劣化の予測推定モデルを開発することができた。
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