配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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研究概要 |
本研究では,長寿命化や省エネルギーなどの環境価値サービスを清掃工場に提供することによる低炭素効果について分析した. 2009年度には全国の清掃工場へのアンケート調査をもとに,清掃工場における省エネルギー,再生可能エネルギー,市民ファンドへの意識について明らかにした. 2010年度には,ごみ焼却施設の経年的な電力消費の調査データをもとに,エネルギーからみたごみ処理の性能水準を指標とする効率変化状況を分析した. 2011年度にはこの指標を,効率に影響を及ぼす技術的・社会的変数を組み込んだ関数としてモデル化し,さらにこれらの変数の将来変化を組み込んだシナリオを構築して,現状更新から省エネ化によるCO2削減と長寿命化によるコスト削減を図りながら施設維持しうる最適なシナリオについて分析を行った.これらの結果より,現状更新から省エネ改修によりトータルのエネルギー消費を削減しうる施設改修が可能であることが示唆された.
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