研究課題/領域番号 |
21560573
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木環境システム
|
研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
大野 章 東邦大学, 医学部, 講師 (40223903)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 土壌 / 水環境 / Legionella pneumphila / Acanthamoeba castellanii / Acanthamoeba polyphaga / Haltomannella vermiformis / TaqMan real-time PCR / EMA Taqman real-time PCR / VNC / 河川水 / Legionella pneumophila / Acanthamoeba castellaniii / エチジウムモノアザイド処理リアルタイムPCR / 温度 / VNC(5)Acanthamoeba polyphaga / Haltomanella vermiformis / Real time PCR / BacLight染色 |
研究概要 |
15℃の温度で、Legionella pneumophilaはAcanthamoeba castellanii中で、生きてはいるが培養不能、VNC(Viable but not Culturable)状態に移行することが、培養法、real-time PCR(RTPCR)、EMA real-time PCR(EMA RTPCR)の比較、および透過型電子顕微鏡観察によって明らかになった。しかしAcanthamoeba polyphaga, Haltomannella vermiformisではVNCへの移行は示されなかった。一方水温の異なる季節で、東京都内の2つの一級河川を対象に培養法、RTPCR法、EMA RTPCR法を用いLegionellaの検出を行ったが、Legionellaは季節に関係なく培養検出できなかった。RTPCR法、EMA RTPCR法では少量ながらも生きた状態でL. pneumophilaの存在を認めたが、水温による影響は認められなかった。測定地点の河川水中のamoebaについてPCRによる定性を行ったが、Acanthamoebaは検出されず、Haltomanellaが優位であった。この結果は、Legionellaとの相互関係が水温に影響を受けるamoebaの不在か、河川は流れがあり、Legionellaとamoebaの接触機会が少ないことが原因と考えられた。
|