研究課題/領域番号 |
21560599
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
湯浅 昇 (湯淺 昇) 日本大学, 生産工学部, 教授 (00230607)
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研究分担者 |
山田 義智 琉球大学, 工学部, 教授 (80220416)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
中途終了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 保全技術 / 環境調和型都市基盤整備・建築 / 建築構造・材料 / 環境技術 / 長寿命化 / 鉄筋コンクリート造 / 塩害 / 非破壊検査 |
研究概要 |
(1)塩害調査に用いる試験方法の開発と整備:ドリル削孔粉・小径コアを用いた試料の採取方法、硝酸銀噴霧法を用いた浸透深さ試験方法について、複数の論文等で成果をまとめ・報告した。 (2)暴露試験方法の整備:環境データ(温湿度、風速・風向等)から飛来塩分量を推定する方法を考案し、論文で提案した。また、「暴露試験マニュアル」の案を作成した。 (3)自動モニタリングシステムの開発と整備:試案した鉄筋腐食危険性を評価する方法を具体的に暴露試験・促進試験に適用させ、既に整備している遠隔地試験データ入手システムに適用させた。 (4)塩害促進試験方法の開発:新たに暴露試験によって得られた結果と既に実施した促進試験の結果と比較し、促進試験による評価方法を構築した。また、鉄筋入り試験体の暴露試験と促進試験を行った。 (5)塩害抑制効果に関する検証と維持管理手法への展開:水セメント比、乾燥開始材齢、混合セメントの使用が塩害抑制効果に与える影響について、追加暴露・促進試験を行い、結果を検討した。 (6)塩害メカニズムの解明:塩分量、水セメント比の異なるモルタル供試体について、含水率・湿度の観点から腐食量との関係を解明した。 (7)実構造物調査から得られる知見の整理:軍艦島(端島)の建物について、その塩化物イオン 量、飛来塩分量を測定した。 (8)塩害を対象とした維持管理マニュアルの作成:「維持管理マニュアル」の作成をはじめた。
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