研究課題/領域番号 |
21560678
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 広島国際大学 |
研究代表者 |
藤田 盟児 広島国際大学, 工学部, 教授 (20249973)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 中世住宅 / 中世都市 / 民家 / 測地尺 / デイ / 放射性炭素分析 / 14C / 間 / 座敷 / 中世 / 住宅 / 様式 / 中世民家 / 町家 / 政所 / 宮島 / 明王院 / 放射性炭素 |
研究概要 |
わが国の住宅建築のうち、中世における上層民家を研究し、それが発達した場所である中世都市の発達過程を分析する方法を発見した。上層民家に住む地頭や富裕な商工業者は、経営のための接客を行うデイと呼ばれる部屋を必要としたが、それが座敷(和室)に進化したのとは別に、板敷の出居を中心的な部屋とする住宅形式が上層民家の特徴であることが判明した。また、中世都市において町家が発達したが、両者はともに「間」と呼ばれる測定寸法を使用し、「間」は7尺から6尺へ短くなった。このことから、中世に形成された都市街区は、測地尺を分析することで造成時期を推定することが可能であることが判明した。
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