研究課題/領域番号 |
21560691
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属物性
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
橘 勝 横浜市立大学, 大学院・生命ナノシステム科学研究科, 教授 (80236546)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | ナノ物性 / カーボン材料 / カーボンナノウォール / 燃料電池 / プラズマCVD / 白金担持 / 白金代替触媒 / ドメイン構造 / グラファイト / ナノダイヤモンド / ナノグラファイト / リチウムイオン二次電池 |
研究概要 |
研究成果として主に下記の3つの成果を得た。 (1)成長制御の観点から、CNWの成長過程を明らかにした。グラフェン層が基板に平行に成長して、その後、垂直に成長することを明らかにした。さらに、成長初期にはナノダイヤモンドが生成されることも明らかにした。 (2)いくつかの基礎物性についても観測に成功した。電気伝導特性ではナノグラファイト特有のアンダーソン弱局在が起こることを明らかにした。その他にも水素吸着のシミュレーションではドメイン境界への優先的吸着を明らかした。 (3)応用研究では、特に触媒電極への応用において重要な成果を得た。白金触媒のユニークな吸着状態やその高い触媒活性は実用化を期待させるものである。また白金代替触媒電極の可能性について提案することができた。
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