研究課題/領域番号 |
21560735
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
篠原 嘉一 独立行政法人物質・材料研究機構, 電池材料ユニット, グループリーダー (70343853)
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研究分担者 |
磯田 幸宏 独立行政法人物質・材料研究機構, 電池材料ユニット, 主任研究員 (80354140)
今井 義雄 独立行政法人物質・材料研究機構, 環境・エネルギー材料萌芽ラボ, 主幹研究員 (40354138)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 熱・エネルギー材料 / 熱電エネルギー変換 / 高分子 / 熱電特性 / ポリチオフェン |
研究概要 |
本研究の目的は、大気中で安定な導電性高分子であるポリチオフェン系を対象として、ポリチオフェン分子間の導電機構を支配する因子を解明し、この導電機構が熱電特性(ゼーベック係数、導電率)に与える影響を基礎的に明らかにすることである。側鎖の異なるポリアルキルチオフェンを有機合成し、次のことが明らかになった。1)側鎖を有しないポリチオフェンでは、主鎖間距離が小さいために、バリアブルレンジホッピングを示す。2)アルキル側鎖を有するアルキルチオフェンは最近接間ホッピングを示す。3)ポリチオフェン系では主鎖間距離によって伝導機構が変化する。4)熱電特性は主鎖間距離と主鎖密度と密接に関係している。
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