研究課題/領域番号 |
21560798
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
吉田 朋子 名古屋大学, エコトピア科学研究所, 准教授 (90283415)
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研究分担者 |
武藤 俊介 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (20209985)
巽 一厳 名古屋大学, 工学研究科, 講師 (00372532)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 光触媒 / 放射光分光 / 電子分光 |
研究概要 |
単結晶チタニアに窒素イオン注入することによって可視光応答性を発現させた.試料のN K-edge XANES, ELNESをそれぞれ放射光・電子顕微鏡を用いて測定した結果,触媒中には二種類の窒素種が存在することや,窒素種の化学状態は局所的な窒素濃度に依存することが明らかとなった.低窒素濃度ではチタニア中の酸素サイトを置換した活性窒素種が生成されるが,約2atom% N以上ではNO2が酸素サイトを置換した不活性窒素種が生成され始めることが分かった.さらにこの不活性窒素種が活性窒素種の触媒機能を阻害することが示唆された.
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