研究課題/領域番号 |
21560848
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地球・資源システム工学
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研究機関 | 工学院大学 |
研究代表者 |
大倉 利典 工学院大学, 工学部・環境エネルギー化学科, 教授 (70255610)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 高レベル放射性廃棄物 / ガラス固化 / リン酸塩ガラス異常現象 / ガラス固化体 / リン酸塩ガラス / リン酸異常現象 / 浸出試験 / 水和反応 / 加水分解反応 / リン酸マグネシウムガラス |
研究概要 |
リン酸マグネシウムガラスは、メタ組成付近で組成-物性間にリン酸異常現象と呼ばれる非線形性を示し、anomalousタイプに分類される。このガラスを用いて模擬放射性廃棄物を固化させたガラス固化体について、熱的安定性や耐水性の評価、振動スペクトルを用いた構造変化の検討を行った。メタ組成付近で廃棄物含有量が45 mass%の固化ガラスの浸出率は10^<-6> g/cm^2・dayオーダーとなり、ホウケイ酸塩ガラス固化体(廃棄物含有量25 mass%)の浸出率2.5×10^<-6> g/cm^2・dayと比べてかなり低い値となった。ガラスネットワーク中のクロス・リンケージの密度の増加が耐水性を向上させたものと考えられる。
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