配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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研究概要 |
Gタンパク質(RagA, B/RagC, D)がいつ、どこで、どのようにしてmTOR情報伝達系を調節しているかがをあきらかにするのが本研究の目的である。さらに、このGタンパク質と相互作用するタンパク質のmTOR情報伝達系における役割を明らかにすることも目的とした。 Gtrl, Gtr2が働くのに複合体を形成することが必須であることを示した。また、 GtrlとEgo3, Gtr2とEgolとが、特異的に結合していることを明らかにした。 Gtr1、 Gtr2とがTor1複合体の機能をどのように調節しているか明らかにした。その結果、Tor1複合体の2つのタンパク質(Kogl, Tco89)と結合することを新たに見出し、特に、 Tco89との相互作用が重要であることを明らかにした。 ヒトRagA, CがmTORの機能を制御することを明らかにしてきたが、 AMPKの機能も制御している可能性があることを示した。すでにAMPKは、 mTORの機能を制御していることがわかっている。本研究で、その両者をRagA, Cが仲立ちすることを明らかにした。
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