研究課題/領域番号 |
21570029
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 独立行政法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
田村 典子 (林 典子) 独立行政法人森林総合研究所, 多摩森林科学園, 主任研究員 (20222127)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 行動生態 / 種子 / ニホンリス / オニグルミ / 採食行動 / 学習 / コナラ / 堅果 / 選択実験 / 採食技術 |
研究概要 |
オニグルミは堅い殻に包まれているが、ニホンリスは効率的な採食技術で、短時間に中身を取り出すことができる。しかし、オニグルミを食べたことが無い個体群では、クルミを割ることができない。オニグルミがない亜高山帯針葉樹林で捕獲したニホンリスに、繰り返しクルミを与えたところ、14%の個体が学習した。学習に関わる年齢の効果を知るため、オニグルミを食べたことがない動物園個体で実験を行ったところ、1歳未満の個体は全て学習できたたが、3歳以上の個体はいずれも学習することが出来なかった。ニホンリスがオニグルミを食べるためには、若い時期の頻繁な採食機会が必要であることが明らかになった。
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