研究課題/領域番号 |
21570095
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
和田 恵次 奈良女子大学, 自然科学系, 教授 (80127159)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 生物多様性 / 分類 / 集団 / 遺伝的構造 / 生態的特性 / 遺伝的構浩 |
研究概要 |
汽水域固有のカニ類が示す顕著な遺伝的・生態的分化の様相を、シオマネキ、ヒメヤマトオサガニ、アリアケモドキ、クマノエミオスジガニ、タイワンヒライソモドキについて、日本沿岸の地域集団間の比較を通して明らかにした。遺伝的障壁は、トカラ海峡にもつものが多く、アリアケモドキのように、太平洋側沿岸と日本海側沿岸の間に遺伝的障壁があるものや、クマノエミオスジガニのように、九州東岸と紀伊半島東岸との間で遺伝的共通性がまったくないものまで認められた。地域集団のもつ繁殖特性が、この遺伝的特性の相違と連関するのが、シオマネキ、アリアケモドキ、ヒメヤマトオサガニで認められた。
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