研究課題
基盤研究(C)
KfiAおよびKfiCについて、大腸菌を用いたリコンビナント蛋白質の発現、精製に成功し、これら二つの酵素を使って試験管内において、へパロサン糖鎖を生合成することに成功した。さらに、KfiAとKfiCは複合体を形成して初めて糖鎖合成反応を進めることができる事実を明らかにした。また、変異体とトランケート体を使った実験により、KfiAとKfiCが相互作用する部位を限定することにも成功した。これらの結果は、複合体を形成することで、2つの異なる糖転移反応を高速かつ正確に交互に行う分子メカニズムの詳細を解明する上で、重要な知見が得られたと考えられる
すべて 2010
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件)
J Biol Chem
巻: 285(3) ページ: 1597-1606
The Journal of Biological Chemistry 285(3)
ページ: 1597-1606