研究課題/領域番号 |
21570119
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造生物化学
|
研究機関 | 岩手医科大学 |
研究代表者 |
野中 孝昌 岩手医科大学, 薬学部, 教授 (30242457)
|
連携研究者 |
小島 正樹 東京薬科大学, 生命科学部, 教授 (90277252)
毛塚 雄一郎 岩手医科大学, 薬学部, 助教 (50397163)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | タンパク質 / X線構造解析 / 蛋白質 / X線結晶構造解析 / X線溶液散乱 / 分子動力学計算 / キチナーゼ / 酵素反応 / 糖鎖 / 分子認識 / 生物物理 |
研究概要 |
糖質加水分解酵素ファミリー19に属するモジュラーキチナーゼであるCht2およびChiCのキチン結合ドメインと結晶性α-キチンの結合モデルを構築し、2つのキチナーゼの結合特異性の違いを示した。また、いずれのキチナーゼにおいても、ドメイン間リンカーにより、全長構造の伸長やドメイン配置への自由度がもたらされることが考えられた。これらの結果より、キチン結合ドメインによりキチンに結合し、活性ドメインがリンカーの長さにより許容される範囲内のキチン鎖を切断するという分解機構が予想された。 キチナーゼD活性ドメイン単独および阻害剤との複合体構造を決定、精密化した。阻害剤の結合により基質結合部位のループに構造変化が起こることを明らかにした。
|