研究課題
基盤研究(C)
哺乳細胞におけるホスファチジルセリン合成異常とオートファジーおよびオートファジー性細胞死との関係性を明らかにするために、本研究では、ホスファチジルセリン合成異常変異CHO株を用いて、オートファジーの誘導と、その時のオートファジーはオートファジー性細胞死かどうか?について研究をおこなった。ホスファチジルセリン合成異常変異CHO細胞株は、ホスファチジルセリンを培地に添加していると生存できるが、ホスファチジルセリンを培地から欠乏させると、生存率が低下し、3日目には多くの細胞が死ぬ。このとき、制限条件におけるオートファジー誘導を調べると、ホスファチジルセリンを欠乏させて24時間以内にオートファジーのマーカーであるLC3-IIの顕著な蓄積が認められた。このオートファジーが誘導されたのち、24-48時間後に細胞死が認められた。このことは、細胞死に至るまでにオートファジーが細胞保護的に働いている可能性がある。
すべて 2012 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (13件) (うち査読あり 11件) 学会発表 (14件) 備考 (4件)
Autophagy
巻: 8 号: 1 ページ: 88-97
10.4161/auto.8.1.18339
Am J Physiol Renal Physiol
巻: 302 号: 3 ページ: F380-F389
10.1152/ajprenal.00502.2010
Biochemical and Biophysical Research Communications
巻: 412 号: 4 ページ: 618-25
10.1016/j.bbrc.2011.08.012
巻: 7 号: 7 ページ: 727-736
10.4161/auto.7.7.15371
巻: 7(2) 号: 2 ページ: 176-87
10.4161/auto.7.2.14074
Microbiol Immunol
巻: 55 号: 1 ページ: 1-11
10.1111/j.1348-0421.2010.00271.x
10031121434
Antioxid Redox Signal
巻: 14 号: 11 ページ: 2201-14
10.1089/ars.2010.3482
内分泌・糖尿病・代謝内科、和文総説
巻: 33 ページ: 319-325
http://www.kahyo.com/item/B201110-334
和文総説
巻: 29 ページ: 2054-2062
http://www.yodosha.co.jp/bookdata/9784758103169/9784758103169_contents.pdf
Methods Mol Biol
巻: 648 ページ: 193-214
10.1007/978-1-60761-756-3_13
J Immunol
巻: 183 ページ: 7278-7285
http://www.jimmunol.org/content/183/11/7278.long
巻: 5 ページ: 937-945
http://www.landesbioscience.com/journals/autophagy/article/9243/?nocache=162694941
J Gastroenterol
巻: 45 号: 2 ページ: 195-203
10.1007/s00535-009-0132-9
10027214573
http://www.nih.go.jp/niid/ja/from-biochem/931-2nd.html
http://www.nih.go.jp/niid/biochem/2nd/index.html