研究課題/領域番号 |
21570161
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
川原 茂敬 富山大学, 大学院・理工学研究部(工学), 教授 (10204752)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 脳・神経系の情報処理 / 学習 / 記憶 / 階層性 / 代償性 / 瞬目反射条件付け / 小脳 / 海馬 / NMDA受容体 |
研究概要 |
本研究では比較的神経回路が良くわかっている運動学習課題(瞬目反射条件付け)を用いて、小脳が果たす役割および上位中枢が果たす役割を検討した。その結果、ラットでは、この学習が条件付ける目と同じ側の小脳に大きく依存して記憶の獲得および発現をすることが明らかとなった。また、野性型マウス(C57BL/6マウス)とは対照的に、海馬を含む上位中枢に異常を持つマウス系統(DBA/2マウス)では、ラットやウサギと同様に、同側の小脳深部核に大きく依存して学習することも明らかとなった。
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