研究課題
基盤研究(C)
高度好塩性好アルカリ性古細菌Natronomonas pharaonisの細胞膜上には、光駆動性塩素イオンポンプであるハロロドプシン(pHR)が存在する。このpHRを膜の状態で精製して結晶化し、2. 0 Aの分解能で構造解析する事に成功した。また、塩素イオンが結合していないO中間体様の構造解析にも成功した。これらの2つの構造を比較する事で、塩素イオン輸送過程において、CヘリックがGヘリックス側に移動すること、シッフ塩基と水素結合を形成していた水分子が移動することが、明らかになった。
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