研究課題
基盤研究(C)
本研究では、昆虫由来無細胞タンパク質合成系を高度化することを目的として、翻訳促進配列であるMalacosma neustria核多角体病ウイルス由来ポリヘドリン遺伝子の5'非翻訳領域の解析を行った。その結果、16塩基からなる翻訳促進に重要な配列を見出し、それを2回反復することで、従来と比べて1.4倍の合成量向上に成功した。また、有機溶媒耐性チロシナーゼ(金属タンパク質)、耐熱性ラッカーゼ(膜結合性タンパク質)の発現系を構築し、その評価方法を確立した。
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Current Pharmaceutical Biotechnology
巻: 11 ページ: 279-284
ラッカーゼ-その特性と環境分野への利用-「産業酵素の応用技術と最新動向」(井上國世監修)(シーエムシー出版)
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An insect cell-free system for recombinant protein expression using cDNA resources in Reverse Chemical Genetics, Methods in Molecular Biology, vol. 577(Humana Press)
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