研究課題
基盤研究(C)
ジスルフィド結合は2つのシステインが酸化されて形成する共有結合である。多くの分泌タンパク質や膜タンパク質の細胞質外ドメインの構造中に見いだされ、これらタンパク質の立体構造形成や、生物機能の発現に重要な役割をはたしている。本研究では、DsbAとよばれる大腸菌の酵素が基質タンパク質にジスルフィド結合を導入する際に形成される反応中間体を生体内で検出するとともに、この中間体を経て基質タンパク質中にジスルフィド結合が形成される過程を追跡することに初めて成功した。更に、その中間体の解析から、分泌タンパク質の立体構造形成のメカニズムについて様々な新知見を得た。
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