研究課題/領域番号 |
21580096
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
後藤 正利 九州大学, 大学院・農学研究院, 准教授 (90274521)
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研究分担者 |
竹川 薫 九州大学, 大学院・農学研究院, 教授 (50197282)
二神 泰基 九州大学, 大学院・農学研究院, 助教 (60512027)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 糸状菌 / Aspergillus / O-結合型糖鎖 / 糖転移酵素 |
研究概要 |
Aspergillus nidulansにはO-結合型糖鎖合成に関与するα-1, 2-mannosyltransferase(Mnt)と推定される3種のMntが存在する。本研究では、A. nidulans Mnt(AnMnt)の機能同定を目指した。A. nidulans野生株とmnt破壊株のO-結合型糖鎖の構造や合成活性の測定を行った。また、Anmnt遺伝子を出芽酵母のmnt遺伝子3重破壊株に導入した相補性試験を行った。これらの結果から、AnMntAとAnMntCは酵母MNTとは異なり、O-結合型糖鎖修飾には関与していないこと、AnMntBは酵母Mntと一部類似した機能を持つことが、明らかになった。一方、Aspergillus属糸状菌に特異的に存在する細胞壁のガラクトマンナン糖鎖合成へのMntの関与について調べた。その結果、3種のMntはいずれもAspergillus属糸状菌に独特な細胞壁ガラクトマンナンのマンナン部分の合成に関与していることが示唆された。
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