研究課題
基盤研究(C)
本研究においては、細胞膜リン脂質に含まれる二重結合の不均衡な分布と我々が見出したアシル転移酵素との接点を解明した。酵母において見出した2種類のアシル転移酵素Lpt1とSlc1の高発現株より酵素を精製あるいは部分精製し基質特異性を調べた。また、それぞれの遺伝子破壊株をより抽出した脂質をLC-MS/MSを用いて解析した。その結果、両酵素は極性基の選択性は異なるもののリゾリン脂質に優先的に2重結合を導入することが明らかとなった。
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