嫌気ベンゼン分解の分子機構の解明

• 研究課題/領域番号: 21580118
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 応用生物化学
• 研究機関: 北里大学
• 研究代表者: 笠井 由紀 北里大学, 海洋バイオテクノロジー釜石研究所, 上級研究員 (20416572)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円); 2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 酵素化学 / 嫌気性細菌 / Azoarcus / ベンゼン分解系遺伝子 / methyltransferase / タンパク質発現 / cDNA-substraction / SIGEX / 遺伝子 / 発現制御 / 微生物

研究概要

嫌気ベンゼン分解菌DN11株を使って、嫌気ベンゼン分解経路とそれに係る遺伝子の同定・解析を行った。中間代謝産物の解析からDN11株はベンゼンをトルエンに変換する経路で分解することが示唆された。ベンゼンで発現誘導を受ける遺伝子を解析し、嫌気トルエン分解遺伝子群の近傍にメチル化酵素遺伝子を検出した。この遺伝子を大腸菌で発現させベンゼンと反応させるとトルエンと考えられるピークが検出された。

研究成果

• [学会発表] 微生物を利用した石油汚染環境浄化 (2011)
  • 著者名/発表者名: 笠井由紀
  • 学会等名: 日本生物工学会北日本支部シンポジウム
  • 発表場所: 岩手県民情報交流センター(岩手県)
  • 年月日: 2011-12-03
• [学会発表] 微生物を利用した石油汚染環境浄化 (2011)
  • 著者名/発表者名: 笠井由紀
  • 学会等名: 日本生物工学会北日本支部シンポジウム
  • 発表場所: 岩手県民情報交流センター(岩手県)(招待講演)
  • 年月日: 2011-12-03
• [学会発表] 嫌気ベンゼン分解菌Azoarcus sp. DN11株のベンゼン分解遺伝子解析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 笠井由紀
  • 学会等名: 日本ゲノム微生物学会
  • 発表場所: 東北大学
  • 年月日: 2011-03-15
• [学会発表] 嫌気ベンゼン分解菌Azoarcus sp.DN11株のベンゼン分解遺伝子解析 (2011)
  • 著者名/発表者名: 笠井由紀
  • 学会等名: 日本ゲノム微生物学会
  • 発表場所: 東北大学
  • 年月日: 2011-03-15
• [学会発表] 嫌気ベンゼン分解菌Azoarcus sp. DN11株のゲノム解析 (2010)
  • 著者名/発表者名: 笠井由紀
  • 学会等名: 日本微生物生態学会
  • 発表場所: 広島大学
  • 年月日: 2010-11-22
• [学会発表] 嫌気ベンゼン分解菌Azoarcus sp.DN11株のゲノム解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 笠井由紀
  • 学会等名: 第25回日本微生物生態学会
  • 発表場所: 広島大学東広島キャンパス
  • 年月日: 2009-11-22
• [図書] Microbial bioremediation of non-metals capter11 Molecular technologies for analysis of petroleum bioremediation (2011)
  • 著者名/発表者名: 笠井由紀
  • 総ページ数: 279
  • 出版者: Caister Academic Press
• [図書] Microbial bioremediation of non-metals capter11 Molecular technologies for a nalysis of petroleum bioremediation (2011)
  • 著者名/発表者名: Yuki Kasai
  • 総ページ数: 279
  • 出版者: Caister Academic Press
• [産業財産権] ベンゼン分解菌の検出方法 (2011)
  • 発明者名: 片山美津留、高畑陽、笠井由紀
  • 権利者名: 大成建設株式会社
  • 産業財産権番号: 2011-168311
  • 出願年月日: 2011-08-01