研究課題/領域番号 |
21580147
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 前橋工科大学 |
研究代表者 |
安岡 顕人 前橋工科大学, 工学部, 准教授 (10453028)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 食品科学 / 味覚シグナル / 食品生化学 / 味覚 / メダカ |
研究概要 |
我々は魚類の味覚レセプターであるfTIRとfT2Rを同定し、そのエフェクターであるホスホリパーゼC(mfplc一β2)が好悪の行動を引き起こす中枢への味覚伝達において重要な役割を果たしていることを示してきた。この味覚伝達に関わる神経回路を解析するため、経シナプストレーサーレクチンであるWGAをmfplc一β2の転写制御領域で発現させた遺伝子導入メダカを作出した。このメダカを免疫組織化学染色したところ、WGAタンパク質が脳のいくつかの感覚中継核や運動核に輸送されていることが明らかになった。WGAのシグナルは2次味覚核や視床の幾つかの核で検出された。終脳においては、哺乳類の扁桃体や海馬に相当すると予想される領域もWGA陽性であった。本研究は特定の末梢感覚細胞に連絡する高次の味神経回路を追跡した最初の事例であり、脊椎動物に共通な味覚情報処理に関わる神経の基本的な枠組みを理解する一助となるであろう。
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