研究課題/領域番号 |
21580186
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 南九州大学 |
研究代表者 |
北村 泰一 南九州大学, 環境園芸学部, 教授 (90214816)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 渓流水質 / 砂防構造物 / リター動態 / 溶出 / イオン / 全窒素 / 全炭素 / 糖類 / アラカシ / 成分溶出 / 砂防施設立地環境 / 透過型砂防ダム / 床固工群 / 低ダム / アラカシリーフリター / 濃度分布 / イオン組成 / リター分解 / 渓流環境 / リーフリター / 水生昆虫摂食営巣行為 / 低ダム群工法 |
研究概要 |
土砂流出抑制を目的として砂防ダムおよび低ダム群が設置されている渓流を対象に、陸域から渓流水中に供給されるリターの分解が、渓流水質に及ぼす影響を砂防施設立地環境の違いに関連づけて考察した。渓流ではリター堆積を支配する諸要因(砂防施設立地環境、リター滞留時間、底質、水生昆虫の生息環境など)を満たす地点においてリターの堆積と分解が進行し、その分解の過程で溶存酸素の消費が進む可能性が高いこと、リターの初期分解過程である溶出段階において放出されるK+、Mg2+、Ca2+が渓流生態系における重要な供給であり、渓流水中のイオン組成を規定する重要な因子となる。
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