ハマグリの資源管理のための実践的方法

• 研究課題/領域番号: 21580228
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 水産学一般
• 研究機関: 熊本大学
• 研究代表者: 逸見 泰久 熊本大学, 沿岸域環境科学教育研究センター, 教授 (40304985)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 資源管理 / ハマグリ / 乱獲 / 政策提言 / 合意形成 / 水産学 / 政策研究 / ブランド化

研究概要

ハマグリMeretrix lusoriaは全国各地で漁獲量が激減している二枚貝である.本研究では、ハマグリの厳格な資源管理が行われている福岡県糸島市加布里湾と自然管理が不十分な熊本市白川・緑川河口で、2009～2011年に定期的な定量採集を行い、地域間で個体群構造を比較するとともに、生活史特性や個体群動態を把握し、資源管理技術の開発を行った.また,資源管理を促進するために、養殖・畜養技術の開発を並行して行った.

研究成果

• [雑誌論文] ハマグリMeretrix lusoriaの粘液糸による移動 (2011)
  • 著者名/発表者名: 高日新也・逸見泰久
  • 雑誌名: 日本ベントス学会誌 巻: 65 ページ: 76-81
  • NAID: 10028165580
  • 査読あり
• [雑誌論文] ハマグリMeretrix lusoriaの粘液糸による移動 (2011)
  • 著者名/発表者名: 高日新也
  • 雑誌名: 日本ベントス学会誌 巻: 65巻 ページ: 76-81
  • 査読あり
• [雑誌論文] The comparison of shell morphology and genetic relationship between Meretrix lusoria and M. petechialis in Japan and Korea (2010)
  • 著者名/発表者名: Torii, H., Sato, S., Hamaguchi, M., Henmi, Y. and Yamashita, H
  • 雑誌名: Plankton and Benthos Research 巻: 5 ページ: 231-241
  • NAID: 10027957793
  • 査読あり
• [雑誌論文] The comparison of shell morphology and genetic relationship between Meretrix lusoria and M.petechialis in Japan and Korea (2010)
  • 著者名/発表者名: Torii
  • 雑誌名: Plankton and Benthos Research 巻: VOL.5 ページ: 231-241
  • 査読あり
• [学会発表] ハマグリの稚貝着底と成長に伴う移動分散 (2011)
  • 著者名/発表者名: 逸見泰久・橋口真大
  • 学会等名: 日本水産学会秋季大会
  • 発表場所: 長崎大学(長崎市)
  • 年月日: 2011-10-01
• [学会発表] 有明海水産の視点から2-2.ハマグリ (2011)
  • 著者名/発表者名: 逸見泰久
  • 学会等名: 日本水産学会秋季大会・水産環境保全委員会企画研究会
  • 発表場所: 長崎大学(長崎市)
  • 年月日: 2011-09-28
• [学会発表] 有明海～水産の視点から2-2.ハマグリ (2011)
  • 著者名/発表者名: 逸見泰久
  • 学会等名: 日本水産学会秋季大会
  • 発表場所: 長崎大学(長崎市)(招待講演)
  • 年月日: 2011-09-28
• [学会発表] ハマグリの稚貝着底・移動分散・個体群動態 (2011)
  • 著者名/発表者名: 逸見泰久・橋口真大
  • 学会等名: 日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会
  • 発表場所: 高知大学(高知市)
  • 年月日: 2011-09-17
• [学会発表] ハマグリの稚貝着底・移動分散・個体群動態 (2011)
  • 著者名/発表者名: 逸見泰久
  • 学会等名: 日本プランクトン学会・日本ベントス学会合同大会
  • 発表場所: 高知大学(高知市)
  • 年月日: 2011-09-17
• [学会発表] ハマグリの粘液糸による移動蛤は一夜に三里走る (2010)
  • 著者名/発表者名: 逸見泰久・高日新也
  • 学会等名: 日本動物学会・日本植物学会・日本生態学会・沖縄生物学会合同大会
  • 発表場所: 九州産業大学(福岡市)
  • 年月日: 2010-05-23
• [学会発表] ハマグリの粘液糸による移動 蛤は一夜に三里走る (2010)
  • 著者名/発表者名: 逸見泰久
  • 学会等名: 日本動物学会・日本植物学会・日本生態学会・沖縄生物学会 合同大会
  • 発表場所: 九州産業大学(福岡市)
  • 年月日: 2010-05-23
• [学会発表] 蛤は一夜に三里走るハマグリはいつ何のために泳ぐのか (2009)
  • 著者名/発表者名: 逸見泰久・高日新也
  • 学会等名: 日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会
  • 発表場所: 北海道大学(函館市)
  • 年月日: 2009-10-17
• [学会発表] 蛤は一夜に三里走るハマグリはいつ何のために泳ぐのか? (2009)
  • 著者名/発表者名: 逸見泰久
  • 学会等名: 日本ベントス学会
  • 発表場所: 北海道大学(函館市)
  • 年月日: 2009-10-17
• [備考] 「さかなクン有明海の干潟見学日中の研究者と」熊本日日新聞, 2011. 11. 10.掲載報道関連情報
• [備考] 「日本の食文化探訪蛤」,月刊誌チャイム銀座, 2010年3月号報道関連情報
• [備考] 「挑戦!!ハマグリ"完全養殖"」,熊本日日新聞, 2009. 8. 23.掲載報道関連情報
• [備考]
  • URL: http://engan.kumamoto-u.ac.jp/index.html
• [備考] 水産資源の持続的利用に関する国際シンポジウムを、中国の研究者を招き、熊本大学で開催した。概要と逸見の講演要旨を掲載する。タイトル:沿岸生態系の管理と二枚貝の持続可能な利用に関する日中国際講演会(通訳つき)日時: 2011年11月9日(水) 13 : 00.～17 : 00場所:熊本大学工学部共用会議室B(熊本市黒髪2-39-1)入場無料13 : 00-13 : 05開会の挨拶逸見泰久(熊本大学沿岸域環境科学教育研究センター) 13 : 05-13 : 20黄海プロジェクト安村茂樹(WWFジャパン) 13 : 20-14 : 00 Ecosystem based manegement model project in Yalu River Estuary Coastal Wetlands(鴨緑江河口域沿岸・生態系ベース管理型モデルプロジェクト)宋倫(遼寧省海洋水産科学研究院) 14 : 00-14 : 40 Seafood situation in China in view of environmental and social market economy(環境と市場経済から見た中国の海産物の現状)冷傳慧(遼寧省海洋水産科学研究院) 15 : 00-15 : 40日本におけるハマグリの現状と資源管理逸見泰久(熊本大学沿岸域環境科学教育研究センター) 15 : 40-16 : 20有明海・八代海の現状およびなぎさ線による回復技術森本剣太郎(熊本大学沿岸域環境科学教育研究センター特定事業研究員) 16 : 20-16 : 55総合討論16 : 55-17 : 00閉会の挨拶逸見泰久(熊本大学沿岸域環境科学教育研究センター)共催: WWFジャパン後援:熊本大学・パナソニック株式会社日中国際講演会の開催
• [備考]
  • URL: http://engan.kumamoto-u.ac.jp/index.html
• [備考]
  • URL: http://engan.kumamoto-u.ac.jp/index.html
• [備考]
  • URL: http://engan.kumamoto-u.ac.jp/index.html