研究課題/領域番号 |
21580275
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業経済学
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研究機関 | 長崎県立大学 |
研究代表者 |
木村 務 長崎県立大学, 経済学部, 教授 (20140931)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 茶産業 / 超国家的原料調達 / 産地システム / 地域的連携関係 / 食品安全 / 地域ブランド / 茶業協同組合 / 茶ツーリズム / 産地直売 / 茶文化 / 持続可能な産地 / 茶飲料産業 / 販売拡大戦略 / 共同販売組織 |
研究概要 |
本研究は、茶飲料企業の超国家的な原料調達のもとでの茶産地システムの変化を明らかにするとともに、地域茶産業の持続可能性を検討することを目的とした。食品安全志向のもとで飲料企業は原料調達を中国から日本や第三国へとシフトした。その結果、中国の輸出志向産地システムは国内市場向け高級茶販売に転換してきた。また日本や韓国の茶産地においては飲料企業の直営や契約栽培による茶産地システムが形成されてきた。一方、地域ブランドや茶ツーリズムあるいは茶文化を取り入れた新たな産地システムが現れているが、これらは持続可能な地域茶産業の形成条件といえる。
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