研究課題
基盤研究(C)
ヒトロタウイルス(HRV)は乳幼児下痢症の主因ウイルスである。本研究において、к-CNが持つO結合型糖鎖を切断することにより、HRV感染阻害活性が失われることから、к-CNが示すHRV感染阻害作用には、O型糖鎖構造が不可欠であることが明らかにされた。質量分析の結果から、常乳と分娩後6,7日目初乳(後期初乳)に含まれるк-CNは、糖鎖構造が異なることが分かった。実験的に指摘された後期初乳のк-CNの活性が常乳のものより若干高い可能性は糖鎖構造の違いに起因するのかも知れない。
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ミルクサイエンス
巻: 60(1) ページ: 25-38
130003398701
巻: 60 ページ: 25-38
Biosci.Biotechnol.Biochem. Vol. 74
ページ: 680-682