研究課題/領域番号 |
21580367
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎獣医学・基礎畜産学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
小川 和重 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (60231221)
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研究分担者 |
中島 崇之 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (30333644)
石井 万幾 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 助教 (50415535)
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連携研究者 |
中島 崇行 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (30333644)
石井 万幾 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 助教 (50415535)
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研究協力者 |
ELENA Pasquale Sanford-Burnham Medical Research Institute(La Jolla, USA), 教授
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | EphB / ephrin-B / 胃粘膜上皮 / 細胞構築 / 境界形成 / 噴門部胃粘膜上皮 / 無腺部胃粘膜上皮 / shRNA / ノックダウン / Eph / ephrin / 胃潰瘍 / 胃癌 |
研究概要 |
実験動物胃粘膜のEphBとephrin-Bの発現と機能を解析した。(1)粘膜部位で発現パターンが異なるがEphBとephrin-Bを発現すること,(2)胃小窩の細胞はephrin-Bを,胃腺の細胞はEphBを発現し, Gastric Unitには峡を境に発現境界が存在すること,(3)再生胃粘膜ではEphB2発現が上昇すること,(4)胃癌細胞はEphBとephrin-Bを共発現すること,(5) EphB/ephrin-Bシグナルは細胞間反発シグナルとして働くこと,(6) EphBシグナルはRhoAの活性化を介することを明らかにした。これらの結果から, EphBとephrin-Bは胃粘膜上皮の細胞構築制御分子であること,胃癌はEphB/ephrin-B分子機構が乱れた状態を示すことが強く示唆された。
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