研究課題/領域番号 |
21580373
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用獣医学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
森田 剛仁 鳥取大学, 農学部, 准教授 (70273901)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | イヌ / 遺伝 / グルタミン酸 / グルタミン酸トランスポーター / てんかん / 脳 / 神経伝達物質 / 遺伝性 / 免疫電子顕微鏡 / 免疫組織化学 / In situ hybridization |
研究概要 |
本てんかん家系犬のこれまでの研究により、大脳皮質脳溝深部のアストロサイトの細胞質内におけるGLT-1蛋白の減少が異常脳波の発生に関与している可能性が示唆された。本研究ではGLT-1蛋白の合成過程においてどの過程に異常があるかを検討した。免疫組織学的に、大脳皮質脳溝深部のアストロサイトの細胞質内におけるGLT-1蛋白の減少が認められ、In situ hybridizationでは、GLT-1 mRNAの発現について本家系犬と対照例と差が認められなかった。免疫電子顕微鏡的検索では、アストロサイトの細胞質の小胞体におけるGLT-1蛋白合成は正常に行われているが、その膜には認められなかった。今後、小胞体以降のGLT-1蛋白の合成過程(ゴルジ装置における糖付加など)および細胞膜への移送に関する検討が必要である。
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