配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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研究概要 |
2, 2, 6, 6-tetramethyl-1-piperidinyloxyl(TEMPO)とヨードベンゼンを両者が空間的に近くなるようにフタル酸を用いて連結してハイブリッド型触媒を合成した。そして,共酸化剤として安価で大量に入手可能で,環境への負荷の小さい過酢酸を用いてアルコール類の酸化反応を検討した。その結果, TEMPOとヨードベンゼンをそれぞれ触媒として用いる場合より,反応の加速が見られ,第1級アルコール類を高収率でカルボン酸類へと酸化することが分かった。このようなハイブリッド型有機触媒の例はこれまでほとんどなく,本手法は今後の多機能有機触媒創製に広く展開されると期待される。
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