研究課題/領域番号 |
21590090
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
久保原 禅 群馬大学, 生体調節研究所, 准教授 (00221937)
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研究分担者 |
小島 至 群馬大学, 生体調節研究所, 教授 (60143492)
大島 吉輝 東北大学, 大学院・薬学研究科, 教授 (00111302)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 細胞性粘菌 / 分化誘導因子 / がん / 糖尿病 / 免疫 / トリパノソーマ / DIF |
研究概要 |
細胞性粘菌の分化誘導因子DIF-1およびその誘導体(DIFs)は、複数の薬理活性(抗腫瘍活性、糖代謝促進活性など)を有する低分子化合物である。我々は、DIFsの包括的な研究を行い、以下を明らかにした。(1)DIF-1がミトコンドリアのMalate dehydrogenaseを阻害すること、(2)ある種のDIF誘導体がマウス骨肉腫細胞の浸潤を阻害すること、(3)DIF-1が細胞内TCAサイクルに影響すること、(4)DIFsが新たにいくつかの薬理活性(T細胞のIL-2産生制御活性、心筋様細胞の分化誘導活性、抗トリパノソーマ原虫活性)を有すること、(5)DIFsが粘菌の走化性運動を制御することなどを見出した。
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