研究課題
基盤研究(C)
大脳皮質形成時におけるGタンパク質共役受容体シグナルを解明するために、神経前駆細胞特異的なGPCRに対する機能抗体を用いて、神経前駆細胞の機能に対する作用およびシグナル伝達系の解析を行った。その結果、GqおよびG12/13シグナルが神経前駆細胞の遊走を阻害するのに対し、Gs-PKAシグナルがdoublecortinのリン酸化を介してラメリポディア形成を誘導し、神経前駆細胞遊走を促進する新規の機構を解明した。
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