研究課題/領域番号 |
21590113
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
創薬化学
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研究機関 | 京都薬科大学 (2011) 山梨大学 (2009-2010) |
研究代表者 |
藤室 雅弘 京都薬科大学 (20360927)
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研究分担者 |
平 敬宏 山梨大学, 大学院・医学工学総合研究部, 教授 (70197036)
王賀 理恵 山梨大学, 医学部, 助手 (00160432)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ウイルス / リン酸化 / タンパク質分解 / 創薬 / プロセッシング / 抗ウイルス薬 / 感染症 / 酵素 / 基質特異性 / がん / リンパ腫 |
研究概要 |
本研究により、カポジ肉腫関連ヘルペスウイルス(KSHV)がコードするリン酸化酵素(ORF36)はE2Fの転写活性化を行い、細胞周期のG1期からS期移行を促進していることを明らかにした。つまり、ORF36はRbをリン酸化し、このリン酸化はRbからのE2Fの遊離とE2F活性化を誘導することが明らかにした。次に、KSHVがコードするORF21、ORF36、ORF73(LANA)の細胞内における分解と動態について解析を行った。その結果、ORF21、ORF36、ORF73は全て短寿命であるが、ORF73のC末端側断片は非常に安定であり、ORF73のC末端側断片はミトコンドリア蛋白質であるp32前駆体と結合し、p32のミトコンドリア内での成熟と機能(アポトーシス亢進活性)を阻害することを見いだした。また、KSHVの増殖抑制活性を有する化合物(抗KSHV化合物)の探索も実施した。
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