研究課題/領域番号 |
21590183
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
灘井 雅行 名城大学, 薬学部, 教授 (00295544)
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研究分担者 |
加藤 美紀 名城大学, 薬学部, 准教授 (70345594)
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連携研究者 |
安藤 義則 名城大学, 理工学部, 教授 (30076591)
春名 光昌 名城大学, 薬学部, 教授 (10076755)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | カーボンナノチューブ / 水溶化 / 蛍光ラベル化 / 体内動態特性 / 精製 / アミノ化 / 薬物動態 / ドラッグデリバリー |
研究概要 |
本研究では、Drug Deliveryのキャリアとして注目されているSingle-walled CarbonNanotube(SWCNT)にpolyethylene glycol(PEG)と蛍光色素Cy5を結合させた水溶性蛍光SWCNT(Cy5-PEG-CNT)を合成し、その体内動態特性について検討した。Wistar系ラットにおいて、Cy5-PEG-CNTの血漿中からの消失挙動は分子量により異なり、分子量の小さいものの方が速やかに消失した。一方、Cy5-PEG-CNTは投与後180分までに投与量の60~ 70%が尿中および胆汁中に排泄され、また分子量の小さいものは主に尿中に、分子量の大きいものは主に胆汁中に排泄された。以上の結果から、SWCNTの物理化学的特性を変化させることにより、体内動態特性をコントロールできる可能性が示唆された。
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