研究課題/領域番号 |
21590205
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
稲井 慶 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (80318063)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2011年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 発生学・形態形成学 / 心臓発生 / 房室弁 / NOTCHシグナル / BMP-2 / Notch |
研究概要 |
本研究の目的は、上皮-間葉転換後の弁成熟の過程におけるBMPとNotchシグナルの役割をあきらかにすることである。我々は、BMPが骨形成のlineageにクッション組織を誘導するのに対してNotchが抑制的に働き、弁の骨化や石灰化を防いで、正常な房室弁形成に寄与しているとの仮説を立てて、研究を行った。その結果、以下の3点が明らかになった。1) BMP2は心臓房室弁形成の過程で、Notchシグナルを増強させる。2) BMP2はヒアルロン酸の発現を増加させることで、細胞遊走をコントロールしており、その機序にはPI3Kシグナルが関与する。3)心臓房室弁形成において、BMPがもつ骨化作用をNotchシグナルが抑制することで、弁組織の成熟に関与している。
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