研究課題/領域番号 |
21590252
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
山口 賢一 新潟大学, 医歯学系, 講師 (50108023)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 第三脳室前腹側部(AV3V) / GABA(γ-アミノ酪酸) / グルタミン酸(Glu) / 神経ステロイト / 抗利尿ホルモン(ADH) / 浸透圧上昇 / 低容量減少 / 心血管系 / AV3V / 神経ステロイド / ADH / 血液量減少 / 血糖値 |
研究概要 |
血漿浸透圧の上昇や血液量の減少は主なADH分泌促進因子である。両刺激は、前脳(AV3V)に分布するGABA(A)受容体(-R)の活性を下げることにより、視床下部のADH分泌細胞を興奮させる。この受容体には、そのサブユニット構成により、強いステロイド感受性を持つタイプがある。しかし、神経ステロイド(NS)やその産生阻害薬をAV3Vに与えても、基礎状態やGABA(A)-Rの阻害、更に血漿浸透圧上昇や血液量減少によってもたらされるADH分泌はどれも変わらない。従って、ADH分泌に働くAV3VのGABA(A)-Rは、少なくとも急性的にはNSによる活性調節を受けないこと、換言すればステロイド感受性のサブユニットを含むものではない、と考えられる。
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